2010年 04月 09日
上海へ行こう Part3
二日目は、ホテルで朝食(やっぱりアジアのホテルの朝食はウマイ)で済ませ、小雨模様の街へ
観光スポットのある浦東地区まで、初めて地下鉄に乗ることにしましたが、来月から開幕の上海万博を睨んでか、横断歩道には警備員、街のいたる所に清掃員がいます。
モラル向上を目的としたポスターがあちこちに貼られ、地下鉄のエスカレーターは、「立つのは右側、歩くのは左側」(←これ、何故か関西と同じ位置ですよね)とかいたステッカーと、ステップ中央は白線で区切られています。
そして極めつけは、改札口の横の手荷物検査。
テロ防止でしょう。空港と同じように、X線の機械にバッグを通さなくては乗車できません
凄い徹底ぶりですが、外国人観光客には安心できるからいいですね。
ただ、タクシーは日本語はおろか、英語もほとんど全く通じませんから、「〇〇ステーション」くらいは通じるようになればと思います。
さて、アジア一の高さのテレビ塔である『东方明珠搭』に昇ろうと、陆家嘴駅から地上に上がると、土砂降りの雨
おまけに、展望台に雨雲がかかる始末。
残念ですが、時間の無駄を無くしたい貧乏性な店主家族は、急いで逆戻り。
雨露凌げるデパート巡りをしながら、最終的には、食べ過ぎた朝食が消化しきれてないのでお昼ご飯はパスし、南京东路〜人民広場あたりの食料品デパートを散策。
スッポンやタウナギ、タツノオトシゴまでありましたが、なかでもこのコーナーは高級品っぽいですが、何かな〜?
ジャーン!
干しナマコのコーナーでした。
ピンからキリまでありますが、素人目にも高級そうだなというものの値札を見ると、なんと500gで6000元(約10万円)ですがな
完全にスルー状態でしたが、他にも珍しい乾物や塩干物がいっぱいで、かなり楽しくて勉強になりました。
日本料理にも応用できそうなものも結構ありましたよ。
デパートの前は歩行者天国で、何やら2階のバルコニーで吹くオジサンのサックスに合わせて、社交ダンスがはじまっていたり…
通りを走る観光用遊覧車まで走っていたり…
銀座と道頓堀を混ぜたような、とにかく楽しい通りです。
今夜は、ヌーベル・シノワ(新中国料理)と呼ばれるジャンルに挑戦してみようと思います。
だいたい本場は香港なのでしょうが、黄浦江地区の新しいショッピングモール『老码头』のなかにある『名唐』も、広東菜をベースに西洋料理の要素を色濃く反映したフュージョン料理です。
タクシーでかなり走って、リバーサイドの寂しい埠頭に突如現れるお洒落な建物に、真新しいレストラン。
予約はせずに、17時の開店に合わせて到着しましたが、子連れにも嫌な顔ひとつせずに、案内してくれました。
昨日のお店とは違う、明るく開放的な広い店内には、VIP席(個室)やワインセラー、バーカウンターまであるようです。
日本語は全く通じませんが、菜単は英語と日本語の併記で写真つきなので、全然問題ありません。
このあと上海雑技団の観賞を予定しているので、7時までしか滞在出来ないことを伝え、夫婦で同じ(約400元)肉料理コースを頼みました。
ここのもうひとつのウリは、オーガニック素材だそうです
中国国内でも富裕層を中心に安心素材を求める傾向にあります。
注文したビールもオーガニックビールで、ほんのり甘味がある、なかなか美味しいビールです
さぁ胃袋がご開帳です。
最初は有機野菜のサラダです。(またしても写真忘れました)
ベビーリーフのサラダですが、ドレッシングにおそらくピーナッツオイルか何かと、モルトビネガーが入ってる感じ。
あと、甘めの柑橘果汁が入っていて、これが美味しいですね。
優しく刺激の少ない酸味に、胃袋全開です
二品目は、烏骨鶏の薬膳風スープ。(多分)
歩き疲れた体に染み渡るような、クリアな旨味。
塩分も必要最小限で、この味になるんですね。
豚肉には、小麦粉を薄くまぶして焼いてあります。
日本の「鍬焼(くわやき)」に近い焼き方ですが、味はもっとあっさり。
トントロのような触感の部位ですが、脂少なめでこれまた美味しい
次は、鶏肉(コンフィっぽい)のチーズ焼き。
またしても焼いた肉ですが、こちらは、フンワリとして、香草が効いていて、よりヨーロッパよりな料理です。
次は、またまたまた焼いた肉。
仔羊をBBQっぽいフルーツと豆板醤いり(と思う)のタレにマリネしてグリルしてあります。
これは文句なしに旨いですわね。
ご飯の欲しくなる味と思っていたら、ちゃんとついてます(笑)。
店主のハートをガッチリ掴む料理ですなぁ
やっぱり仔羊にはローズマリーの香りに勝るものはありませんね〜。
クスクスもいいけど、ご飯の方が嬉しいです。ただ、食べたくても一緒に添えてくれることって、ほぼないですからね。
ホント、BBQを思い出しますが、こっちはずっと上品です。
中洋折衷の料理ですが、スープ以外はかなり洋が勝った仕上がりです。
ただ、さすがにパンは出て来ません。
隣の中国人客は、単品でオーダーしていたようですが、こちらは割と純粋な広東料理のようでした。
アラカルトも興味深いですが、このお店のシェフの考えをよく知る上では、おまかせ料理にするほうが、やはり面白いと思います。
こういったスタイルのお店に来る機会が少ないので、いろいろ刺激になりました。
次は、もうワンランク上のフカヒレ&燕の巣のコースにトライしようと思います。
デザートは、家内とは違うものに替えてくれました。
細やかな心くばりに感謝
全くどうでもいいことですが、ここの男性用トイレの便器は、欧米人用の高さでした。
そういう客層なんでしょうね。
食後の上海雑技団は、ただただスゴイの一言!!
娘も釘付け、感動の90分でした
観光スポットのある浦東地区まで、初めて地下鉄に乗ることにしましたが、来月から開幕の上海万博を睨んでか、横断歩道には警備員、街のいたる所に清掃員がいます。
モラル向上を目的としたポスターがあちこちに貼られ、地下鉄のエスカレーターは、「立つのは右側、歩くのは左側」(←これ、何故か関西と同じ位置ですよね)とかいたステッカーと、ステップ中央は白線で区切られています。
そして極めつけは、改札口の横の手荷物検査。
テロ防止でしょう。空港と同じように、X線の機械にバッグを通さなくては乗車できません
凄い徹底ぶりですが、外国人観光客には安心できるからいいですね。
ただ、タクシーは日本語はおろか、英語もほとんど全く通じませんから、「〇〇ステーション」くらいは通じるようになればと思います。
さて、アジア一の高さのテレビ塔である『东方明珠搭』に昇ろうと、陆家嘴駅から地上に上がると、土砂降りの雨
おまけに、展望台に雨雲がかかる始末。
残念ですが、時間の無駄を無くしたい貧乏性な店主家族は、急いで逆戻り。
雨露凌げるデパート巡りをしながら、最終的には、食べ過ぎた朝食が消化しきれてないのでお昼ご飯はパスし、南京东路〜人民広場あたりの食料品デパートを散策。
スッポンやタウナギ、タツノオトシゴまでありましたが、なかでもこのコーナーは高級品っぽいですが、何かな〜?
ジャーン!
干しナマコのコーナーでした。
ピンからキリまでありますが、素人目にも高級そうだなというものの値札を見ると、なんと500gで6000元(約10万円)ですがな
完全にスルー状態でしたが、他にも珍しい乾物や塩干物がいっぱいで、かなり楽しくて勉強になりました。
日本料理にも応用できそうなものも結構ありましたよ。
デパートの前は歩行者天国で、何やら2階のバルコニーで吹くオジサンのサックスに合わせて、社交ダンスがはじまっていたり…
通りを走る観光用遊覧車まで走っていたり…
銀座と道頓堀を混ぜたような、とにかく楽しい通りです。
今夜は、ヌーベル・シノワ(新中国料理)と呼ばれるジャンルに挑戦してみようと思います。
だいたい本場は香港なのでしょうが、黄浦江地区の新しいショッピングモール『老码头』のなかにある『名唐』も、広東菜をベースに西洋料理の要素を色濃く反映したフュージョン料理です。
タクシーでかなり走って、リバーサイドの寂しい埠頭に突如現れるお洒落な建物に、真新しいレストラン。
予約はせずに、17時の開店に合わせて到着しましたが、子連れにも嫌な顔ひとつせずに、案内してくれました。
昨日のお店とは違う、明るく開放的な広い店内には、VIP席(個室)やワインセラー、バーカウンターまであるようです。
日本語は全く通じませんが、菜単は英語と日本語の併記で写真つきなので、全然問題ありません。
このあと上海雑技団の観賞を予定しているので、7時までしか滞在出来ないことを伝え、夫婦で同じ(約400元)肉料理コースを頼みました。
ここのもうひとつのウリは、オーガニック素材だそうです
中国国内でも富裕層を中心に安心素材を求める傾向にあります。
注文したビールもオーガニックビールで、ほんのり甘味がある、なかなか美味しいビールです
さぁ胃袋がご開帳です。
最初は有機野菜のサラダです。(またしても写真忘れました)
ベビーリーフのサラダですが、ドレッシングにおそらくピーナッツオイルか何かと、モルトビネガーが入ってる感じ。
あと、甘めの柑橘果汁が入っていて、これが美味しいですね。
優しく刺激の少ない酸味に、胃袋全開です
二品目は、烏骨鶏の薬膳風スープ。(多分)
歩き疲れた体に染み渡るような、クリアな旨味。
塩分も必要最小限で、この味になるんですね。
豚肉には、小麦粉を薄くまぶして焼いてあります。
日本の「鍬焼(くわやき)」に近い焼き方ですが、味はもっとあっさり。
トントロのような触感の部位ですが、脂少なめでこれまた美味しい
次は、鶏肉(コンフィっぽい)のチーズ焼き。
またしても焼いた肉ですが、こちらは、フンワリとして、香草が効いていて、よりヨーロッパよりな料理です。
次は、またまたまた焼いた肉。
仔羊をBBQっぽいフルーツと豆板醤いり(と思う)のタレにマリネしてグリルしてあります。
これは文句なしに旨いですわね。
ご飯の欲しくなる味と思っていたら、ちゃんとついてます(笑)。
店主のハートをガッチリ掴む料理ですなぁ
やっぱり仔羊にはローズマリーの香りに勝るものはありませんね〜。
クスクスもいいけど、ご飯の方が嬉しいです。ただ、食べたくても一緒に添えてくれることって、ほぼないですからね。
ホント、BBQを思い出しますが、こっちはずっと上品です。
中洋折衷の料理ですが、スープ以外はかなり洋が勝った仕上がりです。
ただ、さすがにパンは出て来ません。
隣の中国人客は、単品でオーダーしていたようですが、こちらは割と純粋な広東料理のようでした。
アラカルトも興味深いですが、このお店のシェフの考えをよく知る上では、おまかせ料理にするほうが、やはり面白いと思います。
こういったスタイルのお店に来る機会が少ないので、いろいろ刺激になりました。
次は、もうワンランク上のフカヒレ&燕の巣のコースにトライしようと思います。
デザートは、家内とは違うものに替えてくれました。
細やかな心くばりに感謝
全くどうでもいいことですが、ここの男性用トイレの便器は、欧米人用の高さでした。
そういう客層なんでしょうね。
食後の上海雑技団は、ただただスゴイの一言!!
娘も釘付け、感動の90分でした
by gensai-kobe
| 2010-04-09 23:15
| よもやま話