2016年 11月 12日
ブライダルパン
試作は何度も食べましたが、完成形は店主も初めて。
忙しそうに開店準備をする学生&先生。。
過去三度やらせていただいてますが、ブライダルは初めてです。
今回は2種類のご用意です。
一つ目は、この「嬉涙(きるい)」
切ると断面が4層構造になっています。
赤=パプリカを練り込んだ生地に、金時人参入り。
黄=かぼちゃ練り込んだ生地に、ぎんなん入り。
茶=チョコレート練り込んだ生地に、ゴボウのきんぴら入り。
緑=ほうれん草を練り込んだ生地。
西川シェフいわく、一面の紅葉を見たときの、ハッとした涙が溢れるような感動を表している…そうです。
まるで、恋愛ドラマのワンシーンですね。
これは、「あも(=餅を意味する古語)」に、「レ(=牛乳を意味する仏語)」を足したダジャレです。
牛乳と練乳を練り上げたミルクもちと、自家製の大納言小豆の甘納豆を、米粉の生地で包んで焼き上げました。
具の色合いが、紅白ですし、小豆は慶事にはつきもの。
アモーレ(伊語)なのに、考え方は(ダジャレも含め)実に日本的で、ネーミングは仏語からという曖昧さは、長友選手にもお許し頂ければと思います🙇
嬉涙は、本番では4色にヴァージョンアップしてます。
昨日随分と時間をかけてみんなで作ったそうです。
それに、細かくみれば、一つずつシールも違って、オンリーワンな仕上がり。
そのあたりも、男女の出会いに重ね合わせているのですね。
勉強になります。
愛が詰まってます。
笑顔あふれるハッピーな接客で、お願いしますよ。
では、店主は仕事に戻ります。
「よっ! 一年ぶりっ。」
by gensai-kobe
| 2016-11-12 16:42
| よもやま話