「神戸 玄斎」 きょうはどんな日 gensaikobe.exblog.jp

メタボ系割烹店主の日常


by gensai-kobe
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御崎の山椒 を訪ねて

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おはようございます(^。^)
寝不足気味、顔パンパンの店主です。

朝9:30に、店主が何処にいるかということなのですが、この写真を見てピンときた方は、なかなかの鉄道好きか、橋好きですね。

そう、店主が顔パンパンで立っているのは、兵庫の日本海側、山陰本線の餘部(あまるべ)駅の横にそびえる有名な余部鉄橋の下です。
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厳密にいえば、鉄橋は数年前に新たなコンクリート橋に取り替えられ、一部分を除いて撤去されていますので、現在のものは、正しくは余部鉄橋ではなく、余部橋梁です。

ま、そんなことは鉄オタだけの話ですが、今回は鉄ネタではなくて、この先の海岸にある余部崎灯台の近くで栽培される、御崎の山椒を訪ねたいと思い、はるばるやって来ました。

花山椒の出荷が終わり、これから実山椒のシーズンが始まるところです。

クルマでここから10分足らず、海辺の細い道を進むと、御崎の集落があります。

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但馬の生産地を熟知する久保さんにご案内いただきました。

山椒農家、岡辻さんの畑にお邪魔します。

しかし、この急坂を登り降りするのは、メタボ店主にはキツイですね〜。

ゼーゼーいいながら、急な断崖を上がって行きますと…

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こんなきれいで穏やかな日本海を見下ろす場所に着きました。

あぁありますね、山椒の木。
いっぱいあります。

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かなりの高低差があるこのあたりでは、小さな山椒の畑が点在しています。
だから、船で海側からみたら、よくわかるんでしょうね。

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これが、御崎の山椒。

数年前から話には聞いていたけど、やっと逢えました。

養父の朝倉山椒に比べると、背丈も小さくなるように剪定されてますね。

多分、海に直面しているので、あまり長いと、強い海風で折れる心配もあるのでしょう。

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あたり一面が山椒の香りです😌

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小さな実が付き始めてますね。
なんとも可愛らしい。

でも、一粒口に運ぶと、

スーーーーーッッ、ハーーーーーーッ!!

野性的な刺激に、目が覚めます。
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柔らかい新芽も、しばらくしたら、すぐに青々とした葉に変わっていくんですよね。

どちらも、それぞれの香りがあって、その変化を感じながら楽しむのもオツなものです。

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海岸線のこの辺りは、岩がゴロゴロしていて、水ハケがいいのだそう。

そういえば、朝倉の高階さんの話でも、山椒の木の下は、水が滞ってはダメ(すぐ枯れる)だと聞いた覚えがあります。

なるほど、合点がいきました。


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「少しだけ、朝倉山椒を植えてみた。」と、岡辻さん。

こちらは、ご覧の通りトゲがないのが特徴で、作業性が格段にいいらしい。

店主も御崎の在来種の方を収穫させていただきましたが、チクチクとトゲがあたり、手をのばす方向を考えながらの作業は、なかなか時間がかかる。柚子の木のように採りづらい。

でも、この鮮烈な香りは虜になりそうですわ。

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むしるたびに香りがたち、晩春から初夏に移ろう日本海の潮の薫りとともに、気持ちいいひととき。

オミヤに、いただきました。

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横では、岡辻さんと久保さんが、これもオミヤにと、ヤマブキと野蒜の花を採って下さってます。

無農薬ゆえ、見渡せば野草だらけ。

自然の恵みは偉大です。

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この辺りは、山椒の他に、平家かぶらという在来種というか、ほぼ自生しているかぶらがあります。

岡辻さんのご主人のお父様が、90歳を超えた今も、このかぶらの伝説の語り部として、ご健在です。

今のシーズンは、かぶら畑は、緑に紛れてよくわからない状態らしいので、今度は旬にお伺いして、そんなお話を聞いてみたいものです。

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岡辻洋子さんと。

本当にお世話になりました。
お元気で。また伺います。

さて、この後は、出石の小野芋の生産者、中村富蔵さんと、養父のビオ醤油蔵、大徳醤油さんを訪問して帰ります。



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by gensai-kobe | 2017-05-11 15:43 | 美味しい話