「神戸 玄斎」 きょうはどんな日 gensaikobe.exblog.jp

メタボ系割烹店主の日常


by gensai-kobe
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二人三脚で…

岡本にある小さなリストランテ。

今春の開店から、伺いたいと思いながらなかなか機会がなかったのですが、先日やっとランチにいってきました。

ここのシェフとマダムは、玄斎とのコラボでお世話になっているアノお店の出身。

彼が修業中から知っているだけに、自分の弟子が独立したように嬉しい思いです。


白い壁と柔らかな空気が流れるシンプルな空間を、ご夫婦二人で切り盛りしていらっしゃいます。


前菜からメインに至るまで、手抜きのない緻密さは親方譲りですが、彼らしい人柄があふれた体に優しい料理は、女性に人気なのも頷けます。

テーブルをまわる幸せそうなマダムの弾ける笑顔も、いい雰囲気をつくっていて、「あ〜こっちまで幸せが移ってきた(笑)」。


これからがとても気になる一軒です。


普段は、お店紹介はあまりしないんですが、何だか嬉しすぎたので…

料理と会話をゆっくり楽しみたい日にオススメな一軒です。


CIMOLO SELVAGGIO
神戸市東灘区田中町3丁目19−16 ハイツタケシ1F
078・411・5776
定休日 火曜日


※今回は、直前の電話にもかかわらず、快く迎えていただきましたが、作るのも一人、運ぶのも一人のお店なので、予約はしておいたほうがいいかもしれません。
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by gensai-kobe | 2011-08-31 10:01 | 美味しい話

夏期休暇のお知らせ

毎度お引き立ていただきましてありがとうございます。

誠に勝手ながら、玄斎は8月28日(日)〜31日(水)までお休みを頂戴いたします。


9月1日(木)より通常営業いたしますので、どうぞよろしくお願い申しあげます。


店主 上野直哉
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by gensai-kobe | 2011-08-26 18:39 | 情報・お知らせ

音楽ばかりで恐縮ですが

今夜というか今朝、NHKの番組「DEEP PEOPLE」を観ました。。

時々好きなテーマの時にハマってしまうことがあるので、気にしていた番組でしたが、今日は指揮者の3人が語り合うものでした。


30代、50代、70代の指揮者が語り合う内容は、世代間の差を越えて結び付く職人の熱い思いでいっぱいでした。


オーケストラとの繋がりを大事にする姿は、3人いずれも素晴らしいものでしたが、作曲家の思いも想像しながら一つになり、やがて自分の存在が溶け込んでいくさまを語っておられたのには、料理の世界にも通じること。

作曲家が生産者、指揮者が店主、楽団員がスタッフと置き換えると納得です。

ウンウンと、頷くばかりでした。


店主もベートーベンの第九は大好きですが、第一楽章の最終部分のまとめ方が三者三様でして、最年長のコバケンさんだけが、スローテンポで楽譜にない形を取り入れていらっしゃるのが、とても印象的でした。


店主が初めて買ったLP盤、「ブルーノ・ワルター」氏指揮の第九も、独特なスローテンポだった記憶がありますが、第三楽章の恍惚なまでのカンタービレは、中学生だった店主が理由もなく涙をながしてしまうものでした。


若く溌剌とした美しさや、年齢を重ねることで初めて見えてくるもの。


先月、父との共演で感じたことと重ね合わせてしまいます。


作曲家を学び、オーケストラとの信頼関係を築くことは、いくつになっても同じなんですね。
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by gensai-kobe | 2011-08-19 03:11 | よもやま話

今日の一曲 Vol.2

店主が高校生の時に出会った音楽のなかで、圧倒的に印象に残ったバンドが、「R.E.M.」です。

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MTVのPVを見て、一発でハマった「STAND」や「ORANGE CRUSH」。

彼らが晴れてメジャーデビューとなった名盤「GREEN」(1988)からのシングルカットですが、これはホントに聴きまくってましたね。

R.E.M.の曲は、メッセージ性が強いので、一般ウケしないのかなぁと思いきや、なんのなんの、ロックの殿堂入りを果たすなど、「最も重要なロックバンド」と言われるほどメジャーだったんですね。


地を這うようなボーカル・マイケル=スタイプの声と、シンプルなサウンドが相まって、どの曲もどことなくダークなテイストを持ちながらも、時には底抜けに明るく、時にはアンニュイに…
すごく様々な形式を見せてくれますが、とても不思議で心地よい世界へ引き込まれますよ。


反戦をテーマにした「ORANGE CRUSH」が、店主にとって最初に突き刺さった曲ですが、マンドリンの悲しげな音色が心に響くヒット作「Losing My Religion」(1991)を紹介したいと思います。

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愛するもの、信じていたものを失う悲しみを描いた曲ですが、店主も修業中落ち込んだ時にも、よく聴いていました。

どん底まで落ち込んだほうが、回復が早いタチですので(笑)…


名曲です。


→動画はこちら
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by gensai-kobe | 2011-08-17 01:47 | 今日の一曲

網干メロン

休日の午前中に時間がとれたので、近場の産地訪問です。

姫路市網干区の「網干メロン」というものを見にいきます。

姫路までは、最近よく通うので、慣れたもの。

1時間半ほどで到着。

興浜地区と呼ばれる揖保川河口に近い三角州の地域で、漁師町の風情ものこっています。。

今日お伺いした柴田さんは、ご自分のお子さんが、トウモロコシをチュウチュウと吸いながらかじりつく姿をみて、「子供達が安心して食べられるものでないと…よし!自分でやろう!」と、一念発起。
反対する奥様を説得して、脱サラ就農されたそうです。


メインで作るのはトマトで、糖度の高いのはもちろん、酸味とのバランスがとれた美味しいトマトを出荷しているそうです。

ヘタの下の緑色に、ある程度のムラがあり、果肉の白い筋が放射状に透けて見えているのが、いいトマトの見分けかただそうで、奥様が糖度計で計測してチェックなさってます。
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なんでも、トマトの選別はご主人より奥様のほうが確か(失礼)だそうで、手で持っただけで甘いかどうか判ってしまうそうです。スゴイ!



さて、本命の網干メロンの畑へは、柴田さんの軽トラに便乗させていただいて、2分で到着。

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住宅地の中にある小さな畑です。ネットが張ってあいるのは、カラスやほかの鳥を避けるため。

今は収穫の端境期なので、ちょっとさみしい画で申し訳ありません。

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周辺と比べて白っぽくなってるところがありますが、このように枝葉が枯れかかってから収穫するのが完熟でベストだそうです。

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手の平にすっぽりと納まる大きさのメロン。
元はマクワウリと聞きましたが、私達がイメージしたものより、小さくて色も緑色。

俵型が本来のもので、種採りもそれを選別していますが、時々ロケット型の個体が現れるみたいです。

交配は自然任せ。ハチがたくさん飛んでましたよ。

一般的には南瓜の台木に接ぎ木することが多いのですが、「昔ながらの網干メロンとは、どこか味が違う気がする。」と、柴田さんの畑は、実生栽培。

また、自然交配であるがために、周辺の影響も受けやすいので、栽培にはかなりご苦労があるようです。


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ところで、このタマネギは何だと思います?

畝に対して等間隔に植えられていて、自宅用という訳ではなさそうです(笑)

「コンパニオン・プランツって聞いたことありますか?」と、柴田さん。

特定の作物にとって有益な働きをする植物を同じ場所に植えることで、農薬や化学肥料に頼らない栽培を目指すことができる。

つまり、網干メロンにとって、ネギ類は害虫除けの効果があるんだそうです。


そういえば、以前三田のGGファームさんにお伺いしたときも、コンパニオン・プランツを交互に植えた「シマシマの畑」がありました。

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収穫後、またご自宅へ。

採れたてなので、まだ熱を持っていてあったかいですね。 

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タオルで一つずつ空拭きします。

これは、表面に吹いた白い粉のようなものが、とても苦いので、欠かせない作業。

「この苦みで、害虫から身を守ってるんです。」


拭き終えたものは、甘〜いメロンの香りがでてきました。ホント全然違うんですよ。


あと、ご主人が教えてくれたのは、ツルの周りにこのようにヒビが入ったものが、完熟状態で収穫された証だそうで、見た目は悪いが美味しいんです。

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ただし、早めに収穫してから熟れさせても、このヒビは現れませんとのこと。


ご夫婦二人三脚で、美味&安全なほんまもんを守っていらっしゃる陰には、いつも研究心をもってする大変なご努力があるんですね。

「百姓は継がないって約束で結婚したのにぃ〜。」と笑い飛ばす奥様の笑顔に、毎日のやり甲斐と誇りを感じました。


お邪魔いたしました。
また伺います。
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by gensai-kobe | 2011-08-15 15:29 | 美味しい話
あまりにも店がヒマだった日。

閉店後の店主は、生田神社の夏祭りで遊ぶ家族と合流しました。

小雨が降りだしたから、ついでに傘を持ってきて欲しいと家内から連絡があったのに、すぐに止んでしまい、子供達ももう少し遊びたいみたいなので、金魚すくいをすることに。


社殿に続く石畳にある大きな金魚すくい屋さんには、たくさんの子供がいますが、奥の暗がりにある金魚すくい屋さんは空いています。

「あそこのおばちゃんとこ、ヒマでかわいそうやから…」と、奥の金魚すくい屋さんに向かう長女。

何だか複雑な気分の店主です(苦笑)。

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「ボクもやるぅ〜。」と、長男も参戦しますが、慎重なお姉ちゃんに反し、勢いだけの弟。

ものの5秒ももたずに、針金の縁だけになり、半ベソ状態に。


呆れながらも見かねた家内が、店のおばちゃんに何やらお願いしているようすです。


つぎの瞬間、長男がキャッキャッと金魚をすくい始めました。

???


「どうしたん?」とたずねると、

「残念賞のお持ち帰り金魚はいらんから、おばちゃんが持ってる小さなタモ(手網)を、貸してって頼んでん。」

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なるほど、すくいたいだけなので、これでいいわけかぁ〜。


さすがヨメハンっ! と納得したものの、何だか虚しい感じ。

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でも、お兄ちゃんってオモロイね。
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by gensai-kobe | 2011-08-11 01:11 | よもやま話

兵庫の素材

地元びいきというのは、大事なことだと思います。

地方からのお客様が、お国自慢のお話をしていらっしゃるのも、何だかいいもので、色々と聴き入ってしまうのですが、大阪生まれの店主にとっては、大阪も兵庫も自慢したくなるわけで。


神戸で開業させていただいてるので、最近は専ら兵庫県の産地巡りをしていますが、例えば市場で見つけたいいものが、兵庫県産だったりしたら、ちょっと嬉しいものです。


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↑先日、初入荷の新ゆりねも「丹波産」だ!と、よく見たら、丹波は丹波でも「京都府亀岡市」。

ちょっと残念(笑)ではありましたが、なかなかええもんでした。

いまどき木箱に入ってくるところがすごいですね。

そういえば、昔はカイワレ大根や三ツ葉なんかも木箱でしたねぇ。


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↑こちらは、産直の兵庫伝統野菜。
「網干メロン」と「オランダトマト」です。

網干メロンは、姫路市網干地区に伝わる「マクワウリ」の一種。ほのかな甘さと皮のいい香りが懐かしい逸品で、天ぷらにも出来るそうです。

オランダトマトは、いわゆる昔のトマトで、種が多くて青い香りと酸味がある店主好みのトマト。生産農家さん曰く、「厚めのスライスにして、ウスターソースが最高!」らしいですが、塩だけでも十分美味しいトマトです。


こういう歴史をこえた名品を作り続ける方々がいらっしゃる限り、店主のお国自慢もやめられません。
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by gensai-kobe | 2011-08-04 23:51 | 玄斎の味

今日の一曲  Vol.1

「今日の一曲」という新しいカテゴリをつくりました。


これは、料理とは一切関係のない、店主の極私的なお話です。


9歳離れた音楽好きの兄の影響で、幼少の頃から洋楽を中心に大人な楽曲を好んで耳にしていた店主なのですが、そんな私が今でも聴きたいサウンドを、思いつきで紹介してまいります。


おおむね70年代後半〜90年代にかけての洋楽、特にロック中心になると思いますが、ジャンルにこだわりはありませんから、まぁいろいろと…。


まずは、記念すべき一曲目。

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米・ヘヴィメタルバンドの草分け、「KISS」の「デトロイト・ロック・シティ」(Detroit Rock City)


「KISS」といえば、「悪魔の化身」をイメージしたメイクと過激なパフォーマンスはあまりにも有名ですね。

アメリカのハードロックらしい、快活で解りやすい楽曲が多いので、見方によっては粗さがあるともとれますが、ポール・スタンレーのハリのある歌声やエース・フレーリーのレスポール(ギター)は、素直に心にとどきます。


このシングルがリリースされた1976年当時は、店主6歳。

そのビジュアルと激しいサウンドに、度肝を抜かれた憶えがあります。


ちなみに、ライブステージで宙吊りになって血糊を吐いたり、火を噴いたりするジーン・シモンズ(ベース)が幼少の店主には刺激的で大好きでした。



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by gensai-kobe | 2011-08-03 23:54 | 今日の一曲