「神戸 玄斎」 きょうはどんな日 gensaikobe.exblog.jp

メタボ系割烹店主の日常


by gensai-kobe
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ロカボ効果

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嬉しい出来事がありました。

まず初めに説明しなければいけないのは、玄斎に「ロカボコース」なるものが存在すること。

ご存じない方が多いと思いますが、玄斎は「神戸ロカボプロジェクト」に参加しておりまして、一食あたり糖質量20〜40gの緩やかな糖質制限メニューをご用意しております。

味も見た目も、通常コースと遜色のないような内容にするよう努めておりますので、糖尿病など糖質量でお悩みの方も、ご家族とお食事にお出かけいただける店を目指しております。

先日4名様でお越しいただいたロカボコース3名+通常コース1名のお客様。
女性とその息子さん、そしてご両親です。
聞けば、お父様が糖尿病を患っていらして、血糖値を測ってからお食事を始められました。(肌にかざすだけで測定できるんですね。スゴイ時代です。)

その後は、楽しくお話しながら一家団欒の時間が過ぎ、メインの料理あたりで店主がお話に加わらせていただきました。

ご実家の広島から久しぶりに娘さんを訪ねて来られたご両親。お孫さんを挟んで嬉しそうです。

店主「血糖値を測っていらっしゃったようですが、栄養士か何かのお仕事ですか?」

女性「すみません。実は私、糖尿病の専門医でして、父が糖尿病なので今回ロカボコースを注文させていただきました。 新しく出た測定器の使い方を熟知しておきたいのと、測定手段によっての誤差を把握する必要があるので、常に測定器を持ち歩いてるんです。」 「お昼には、ロカボプロジェクトメンバーの、サ・マーシュさんの低糖質パンとモンプリュさんの低糖質の焼菓子も買ってきました(笑)。山田先生の本も買って読んでます。ぜひこのプロジェクトを成功させていただきたいですね、素晴らしい取り組みです。」

ロカボアイスクリームのデザートが出たあと、

店主「どうでした?血糖値あがりましたか?」

覗き込むように話しかける店主に、

女性「あ、測ってみましょうか。自宅で測るつもりでしたが…。」

そこで測っていただいたら、

女性「大丈夫です!上がってないですよ〜。全く問題ない数値です。スゴイですね、これだけの量をいただいたのに。 今日お昼に食べたサラダの方が上がりましたよ。プチトマトがタップリのってたのがいけなかったのかな(笑)。」「それから、料理の写真を撮らせてもらったのは、ウチの病院の管理栄養士から、勉強したいから全部撮ってきてくれと頼まれて…。」

いやぁ、嬉しかったですね。
食後の血糖値にはハラハラしましたが(笑)、リアルタイムに実測で結果が出たので、すごく自信がつきました。
そして何より、糖尿病の方が笑顔で食事ができ、インシュリン注射を一回減らせたこと。これには、料理人としての新たなやり甲斐を感じ得ました。

これからも、美味しさを追求したロカボメニューを考えていこうと思います。



※ロカボの定義として、ロカボと極端な糖質制限とは違います。
弊店のロカボコースの糖質量も、20〜40gを目標にして献立しております。大きなメニュー変更の度に専門家に糖質量計算を依頼しておりますが、日々の仕入れなどによる内容変更は多々ございますので、糖質量にはある程度の増減が考えられるほか、糖質の吸収には個人差がありますので、最終的にはご自身の判断でお願いいたします。




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by gensai-kobe | 2017-03-19 10:18 | 玄斎の味