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「神戸 玄斎」 きょうはどんな日 gensaikobe.exblog.jp

店主の日常や様々な情報をお知らせいたします。 <Instagram> ID. @gensaikobe https://www.instagram.com/gensaikobe/


by gensai-kobe

神戸の4月

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コレは何でしょう?

神戸の晩春を感じる魚なので、ご存知の方も多いかと思いますが、これはアブラメ(アイナメ)の新子。

今年産まれた赤ちゃんですね。

魚屋さんの話によると、一昔前まで、神戸から明石にかけて前の海で、養殖の海苔棚を引き上げるこの時季には、エサになるゴカイが豊富にあるため、この新子がよく獲れたそう。

ちょっと時季が遅いだけで、大きくなり過ぎて、骨が硬くなり、丸ごと食べるのは難しくなるので、これ位の大きさがいいですね。

素揚げにしてから、南蛮漬けか飴煮にするのが一般的ですが、今回は趣向を変えて、薄口醤油で炊いてみました。
写真は出来上がりです。

新子特有の赤っぽい色と、香りが分かるよう、黒く仕上げずに、梅酢とわずかなレモン汁を加えて、あっさり目に炊いてみたら、いい感じです。

大きくなるまでに、もう一度仕込めたら嬉しいんですが、間にあうかな?
# by gensai-kobe | 2013-04-25 00:13 | 玄斎の味

ナマ落語

小5の娘と、二人でデートです♡

部活から帰るのを待って、事情を知らされぬまま、ほぼ拉致状態(?)で連れて来たのは、元町商店街にある凮月堂ホール。

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毎月10日に催される「恋雅亭寄席」。
今回で35周年を迎える、神戸では歴史ある落語会です。

毎週日本テレビの笑点を欠かさず視ている娘に、初めてLIVEの落語を見せようと連れて来た訳ですが、地元神戸でも生で見られることを知り、娘も驚いた様子。

当たり前ですが、演者の息遣いやお客さんの笑い声も肌で感じられて、テレビとは全く違う世界に二人で興奮気味でした。

演目がチョット大人向きだったので、一部説明が必要でしたが、娘には宗助さんの無精床がハマったようです。

坊枝さんのガマの油は、枕から下げまで店主は涙ながして笑いました。

姉様キングスなる音曲漫才は、落語家2人による男女コンビ。都々逸なんかも絡めて、粋で下世話な楽しさが、古典落語の合間で軽やかな笑いで良かったですし、トリの染丸さんは、途中照明が3度も落ちるアクシデントをもさらっとネタにしてしまい、話を進めるあたり、さすがの技量に感服です。

落語デビューの娘も、伝統芸能の奥深さを感じてくれたかな。
# by gensai-kobe | 2013-04-11 15:07 | よもやま話

スタッフ募集

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玄斎では、ただいま調理スタッフを1〜2名募集いたしております。

「ヤル気だけは、誰にも負けません!」とか、「日本料理店を開業したいんです!」…など、熱い想いがおありの方!お待ちしています。

小さな割烹ですから、調理もサービスも雑用も、全てをみんなで分担し、こなしていただくことになりますが、カウンターで接客しながらの修行は、独立開業への近道です。

また、いろいろな店内・店外イベントなどを通しての経験は、きっと実を結びます。

しっかりとした技術と確かな知識を身につけるために、さぁ現場に出ましょう。


まずこのブログや弊店のホームページで「玄斎」はどんな店かを見ていただき、興味をお持ちになったら、とりあえず、店主 上野まで、お電話かFAXでご連絡下さい。

電話番号 0783513585
ファクス 0783513630
# by gensai-kobe | 2013-04-01 00:00 | 玄斎の求人
泉州貝塚産たけのこスタート_e0188897_20423011.jpg

大阪・貝塚産の筍のシーズンがやってきました。今春第一陣が到着しました。

毎年この時季を心待ちにしていらっしゃる方も多いです。

四月の本格シーズンまでは、入荷したり、しなかったりですが、生から焼く「たけのこステーキ」や直煮のたけのこは、ホントに旨いですよ。

初めての皆さまには、是非召し上がっていただきたい玄斎の春の定番です。
# by gensai-kobe | 2013-03-27 16:33 | 玄斎の味

お昼休みにダッシュで…

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今日の午後、近くの短大で、店主の師匠の講演会がありました。

お昼の営業が終わってからの途中参加でしたが、店主とスタッフ、そして家内の三人で伺いました。

講演というか、トークショーのように楽しくリラックスした雰囲気でしたが、参加者の「フムフム…」と、頷く声や、「へぇー」と驚きの声があがるほど、目からウロコな興味深いお話がタップリ。

日本料理の奥深さを感じるものでした。

「日本料理の成り立ちや、仕組みについて、曖昧ではなく、その意味するものをハッキリと答えることが出来ないと、日本料理を日本料理として後世に伝えることが出来ない。」という重みある言葉に、納得するとともに、身の引き締まる思いがしました。

まだまだヒヨッコな店主に、これからも刺激を与え続けてくださることでしょう。

世界を飛び回っていらっしゃる超多忙ぶりですから、お身体が心配でしたが、いつもながらお元気そうで、久しぶりにお会い出来て、幸せでした。
# by gensai-kobe | 2013-03-24 15:48 | よもやま話