「神戸 玄斎」 きょうはどんな日 gensaikobe.exblog.jp

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音楽ばかりで恐縮ですが

今夜というか今朝、NHKの番組「DEEP PEOPLE」を観ました。。

時々好きなテーマの時にハマってしまうことがあるので、気にしていた番組でしたが、今日は指揮者の3人が語り合うものでした。


30代、50代、70代の指揮者が語り合う内容は、世代間の差を越えて結び付く職人の熱い思いでいっぱいでした。


オーケストラとの繋がりを大事にする姿は、3人いずれも素晴らしいものでしたが、作曲家の思いも想像しながら一つになり、やがて自分の存在が溶け込んでいくさまを語っておられたのには、料理の世界にも通じること。

作曲家が生産者、指揮者が店主、楽団員がスタッフと置き換えると納得です。

ウンウンと、頷くばかりでした。


店主もベートーベンの第九は大好きですが、第一楽章の最終部分のまとめ方が三者三様でして、最年長のコバケンさんだけが、スローテンポで楽譜にない形を取り入れていらっしゃるのが、とても印象的でした。


店主が初めて買ったLP盤、「ブルーノ・ワルター」氏指揮の第九も、独特なスローテンポだった記憶がありますが、第三楽章の恍惚なまでのカンタービレは、中学生だった店主が理由もなく涙をながしてしまうものでした。


若く溌剌とした美しさや、年齢を重ねることで初めて見えてくるもの。


先月、父との共演で感じたことと重ね合わせてしまいます。


作曲家を学び、オーケストラとの信頼関係を築くことは、いくつになっても同じなんですね。
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by gensai-kobe | 2011-08-19 03:11 | よもやま話